用語集

マインドマップ

マインドマッピング(Mind Mapping)とも表記される、イギリスの著述家のトニー・ブザン氏が1960年代に提唱した、 図解表現法・ノート方法の一つです。

中心となるキーワードやイメージを図の中央に置きそこから放射状にキーワードを繋げていく手法で、文章のような 直線的な表現ではなく、一つの言葉から、物事を次々に連想して放射状に展開することを特徴としています。

このような手法は古くから数多く存在すると言われ、あのレオナルド・ダ・ヴィンチのノートにもこのような手法が 見受けられると言われますが、体系化・ルール化されたものの中では現在最も規模・認知度が高いとされています。

ルールとしては、以下に示す12の項目が定められています。

【マインドマップ12のルール】
 ・無地の紙を使う
 ・用紙は横長で使う
 ・用紙の中心から描く
 ・テーマはイメージで描く
 ・1つの枝に1つのワード
 ・ワードは文章では無く、単語で書く
 ・枝は曲線で
 ・強調する
 ・関連づける
 ・独自のスタイルで
 ・創造的に
 ・楽しむ!

●利点 この手法の特徴は、脳の研究を出発点としており、脳の特徴に沿う方法とされ、
・記憶
・整理・理解
・発想・創造
に大きな効果があると言われています。

【さまざまなシーンで利用出来る】
後述する欠点も存在しますが、この手法の持つ汎用性から応用範囲が広く、基本的に対象分野を限定しません。
全世界で数億人のユーザがいるとされ、国家レベルでの教育や、有名人・名立たる大企業でも多くの採用事例が報告されています。

主には、以下の用途で使われることが多いとされます。
・学習・資格試験
・企画・立案
・問題の整理・解決
・アイデア導出
・会議・プレゼンテーション
・読書ノート
・1人でのブレーンストーミング

【高い効率】
時間の節約効率という点においては以下の点で優れているとされています。
・作成時、必要な単語のみ記述する為、短時間でアウトプットが作成出来る。
・読取時、必要な単語の確認のみで良いため、短時間で物事が認識できる。

【視覚効果】
この図解表現方法の特性からは以下の効果があるとされています。
・一覧性に優れている
・単語が並べて記述されているので創意力・連想力が高める。
・単語が結ばれることから、関連性がひと目で分かる。
・階層的に記述されているので記憶の定着性を高める。
・自由度の高い表現がとり易く、視覚的な刺激が与えられやすい。
・右脳的なイメージの処理特性と左脳的な論理的な特性両方を使うことから、右脳と左脳の両方が活性化される。

●欠点 汎用性が非常に高いマインドマップですが、残念ながら全てに対し万能という訳では無く、不得手な部分も存在します。
以下のような目的の場合、テーマによっては向いていない(もともとこの手法の対象では無い)か、補助的な手法が必要になると言われることがあります。

・多数の項目の比較をしたい時。
・時系列等の変化の表現をしたい時。
・多くの要素・要因同士の関係を表したい時。

※余談ですが、本サイトでは、将来的にこのような点を補える手段を計画しています。

又、手法以外の部分で注意すべき点もあります。
・テーマが抽象的であり過ぎると、関連項目が広がり過ぎて、発散する可能性がある。
・人の記述したマインドマップを読み取る時、事前にテーマの概要が理解出来ていない場合、読取りにくいことがある。

●実践方法 基本は前述12のルールに従って、手書きで行いますが、PC等のソフトウェアで記述しても良いとされています。
そのため、(マインドマップとして公式に認定されていないものを主に)ソフトウェアは多数存在します。
PC等では再編集や、データの再利用性に優れており、手書きをする前の下書として使うことも一つの手段ともされています。

(注意)
Mindmap®は、英国Buzan Organisation Ltd.の登録商標です。
本サイトは、英国Buzan Organisation Ltd.及びその関連団体・人物等に対し、関連性や公認された資格等含め、一切無関係です。
本サイトで作成・公開出来るツリー状の関連図は、作成方法によってはマインドマップのルール・目的に合致するものになりますが、 その保障をするものでは無いと同時に、そのルール・目的を強制するものでもありません。

フィンランドメソッド(アヤトゥス・カルタ)

北欧の国フィンランドは、経済協力開発機構(OECD)により3年に一度行われている国際統一テストであるPISA(学習到達度調査)
で、順位の下降が目立つ日本と対照的に、常に上位に位置しています。
その名前が示す通り、フィンランドの学力の高さを養っている原動力として世界的に高い注目を集めている 教育手法で、以下の5項目の能力を育むのに効果的な手法とされています。

・発想力
・論理力
・表現力
・批判的思考力
・コミュニケーション力

この手法において、基本ツールとして利用されるのが、アヤトゥス・カルタという関連図で、中央にテーマ、 そしてテーマから連想する言葉を繋げて記述してきます。
マインドマップの自由度・汎用度とは少し異なり、日本で言う所の5W1H的な方向にある程度限定して関連性を確認・議論すること 等で、上記の5項目の能力を養うとされています。

メモリーツリー

講談社の漫画週刊誌「モーニング」にて連載され、後にTVドラマ化もされた大学受験の型破りな勉強法を題材にした 漫画「ドラゴン桜」(三田紀房著)の第7巻の中で紹介された 同作品を代表する勉強法・記憶法の一つ。

手法的には「マインドマップ」そのものという 感想が多く、関連と強調を基本に、受験における記憶術として効果的であるとの
趣旨で紹介され、多くの人に支持されているようです。

ブレーンストリーミング

1930年代にアメリカの広告代理店で副社長をしていたアレックス・F・オズボーン氏によって提唱された発想支援法。
自由にアイデアを出し合い、それらが刺激し合う事で更に良いアイディアを生み出す手法。

●特徴 以下の特徴を有します。
・少人数のグループで行う。
・突飛なもの含め、自由にアイデアを出す。
・批判をしない。
・質より量を重視。
・知識の結合と発展。

●方法 ・課題の設定。
・リーダーや記録係といった役割を決める。
・自由にアイデアを出し合い、それを記録する。
・記録から、分類や補足をし、収束させる。
・実現可能性や重要性、効果性などの観点から 結果を評価する。
・評価が定まった時点で実施方法を考える。

●利点 自由に批判無しとのルールから、ポジティブな精神状態で、斬新なアイデアをまとめることが出来る。

●欠点 最後のアイデアの収束に向け、編集能力が無いと発散する可能性が高い。

●その他 余談になり、又ここでの説明は省略しますが、発想の法則である「オズボーンのチェックリスト」もこの方の発案です。

アウトラインプロセッサ(アイデアプロセッサ)

アウトラインと呼ばれる「大枠」から文章の作成・組み立てを行える文書作成ソフトウェア。
文書の大枠をツリー構造データとして定めてから、細部を編集することが出来る。

主に小説家やライター等、文筆業の方が使われることが多いが、アイデア出しをするようなビジネスマンから、学生・研究者等、かなり広範な用途に使われています。